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鹿児島の造成工事情報
2020年11月4日

造成工事の種類

造成工事の種類

土地の造成には、大きく4種類の工事があります。利用目的や保管のレベルによって工事方法を適切に選ぶことが肝心です。

〇粗仕上げ
一般的に造成・整地の工事では、この粗仕上げ工事が多く行われます。荒地や解体後の土地から廃材や大きな石やゴミなどを取り除き、細かなものは地面の土に混ぜこんで転圧して整地する方法です。なお、業者によって整地のレベルが違うので要注意です。

〇砂利造成
粗仕上げよりも丁寧に廃材や石などの不要物を取り除き、その上で地面をしっかりとかき混ぜてから表面に大きさのそろった砂利を敷いてキッチリと転圧する工法です。これで地面がキレイに整地され、水はけの良い土地になります。

〇防草シート仕上げ
雑草が繁殖している空き地・荒地の造成では、雑草や害虫の繁殖を防ぐために防草シートを敷き詰める工法があります。造成工事で平らにした水はけの良い地面を防草シートで覆って仕上げます。

〇コンクリート・アスファルト舗装仕上げ
平らに造成した土地を、さらにアスファルトやコンクリートで整地する工法です。地面をしっかりと固めてしまうことで、防草シートよりも確実に雑草や害虫の繁殖が抑えられますし、周辺への悪影響を回避することができます。この整地では駐車場など活用法がはっきり予定されている場合に有効で、反対にどう利用するか決めかねている段階ではコスト面でデメリットになることもあります。

その他にも、河川の近くや湿地帯地にある土地の場合、地下に排水パイプを通すなどして水はけをよくする造成工事もあります。また盛り土をして土地を一段高くし、その外周を法面にする整地方法もあります。

鹿児島の造成工事

造成工事のトレンド

造成工事のトレンド

〇民家に隣接する山の斜面の法面災害復旧工事
夏の大雨で崩れた山の斜面をコンクリート造成工事で固めました。ちょうど民家が隣接する場所で、崩れた土砂が民家の壁まで押し寄せていた状態でした。まず、土砂を取り除き、仮の土留めに土のうを積み上げ、養生シートを張ってから工事に入りました。

もっとも注意した点は、山の谷水の排水路確保です。かなり手間がかかりましたが、斜面に多数の排水パイプを張り巡らせて地中の水道を造りました。その上で斜面をコンクリート法面にし、しっかりと固める工事を施しました。法面の面積は70平方メートル、仮工事も含め全工期に8週間かかりました。

〇畑を住宅用へ新築造成工事
農家さんから畑を埋め立てて地面を整地して、そこを宅地にしたいという依頼がありました。まず、畑という湿地の改良工事のため、地下に排水システムを作って、さらに周辺から水が入り込まないように外周にコンクリート壁を埋め込み、さらに50㎝程盛り土で造成しました。なお、畑の土は宅地には使えないのですべて取り除いて入れ替えました。工期は3週間以上かかりましたが、建売り住宅を建築するのに十分な土地が完了しました。

〇荒れ地の造成工事
空き地で荒れ放題だった土地を整地して、そのあとにマイホームを建てたいとのことで造成工事を依頼されました。工事は比較的ノーマルな作業で、まず雑草をきれいに刈り取り、それから地面を掘って不良土を取り除きました。そのあと砕石を敷き詰めながら転圧をかけて、コンクリートの打設をして土の埋戻しをしました。最終的に地面を30㎝ほど底上げをして無事に引渡しが完成しました。

造成工事の地域トレンド

造成工事の地域トレンド

〇鹿児島市の郊外にある住宅街での造成
ここは旗竿地で、公道から7m程奥に幅2mちょっとの通路しかなかったため、小型重機と2tトラックの出入りがやっとでした。また四方を住宅に囲まれていたこともあり、騒音や振動にはかなり気を使った現場です。ちなみに工期は普通より3日ほど多くかかっています。

まず空き地の雑草を刈り、ショベルで50㎝ほど掘削したのち、砕石敷いて水はけを確保し、周囲をコンクリート打設して不要物を除去した土を埋戻す作業をしました。地面は更地のままで下が、周囲より50㎝程盛り土しましたので、四方の住宅より高い位置に住居が立ちますから、日当たりや風通しの面で条件の良い土地に仕上がりました。

〇田んぼの宅地造成
相続で田んぼを受け継いだ方からですが、農業をしないということで宅地造成の依頼をいただきました。まず宅地造成許可を得るための書類作り、当局から許可を得てから工事に取り掛かりました。地質検査の結果はかなり地盤が緩いと分かりましたので、地下に排水システムを施しまし、通常の転圧ではなくローラーも使用して地面を固めています。田んぼや畑を住宅地にするときは地盤改良が最重要で、ここは念入りに行っています。最後に30㎝程盛り土をして完了です。

〇山地の造成工事
現場はちょうど山の裾野に位置していて、ややガケのような斜面の棚のようなところでした。そこで造成をする間にしっかりと土地下部の斜面にコンクリート擁壁(ようへき)工事を施しています。なお、大雨対策として擁壁に排水パイプも十分に通しました。さらに土地の周囲には外構を設け、敷地内に水がたまらないようにもしています。

造成工事の工事料金

1.平坦地(田畑等)/1㎡あたり
工事項目金額備考
整地費(整地)720 
整地費(伐採・伐根)930 
整地費(地盤改良)1750 
土止費65,000 
土盛費6,250体積1㎥あたり
2.傾斜地/1㎡あたり
傾斜度金額
3度超17,300
5度超~10度以下21,300
10度超~15度以下32,200
15度超~20度以下45,300
20度超~25度以下51,000
25度超~30度以下53,500

造成工事施工実績

  • 山林造成工事

    造成工事

    山林造成工事
    350万円
    姶良市

  • 宅地造成工事

    造成工事

    宅地造成工事
    120万円
    鹿児島市

  • 太陽光発電施設土地造成工事

    造成工事

    太陽光発電施設土地造成工事
    1600万円
    霧島市

  • メガソーラー造成工事

    造成工事

    メガソーラー造成工事
    1300万円
    鹿児島市

  • 野立て太陽光発電造成工事

    造成工事

    野立て太陽光発電造成工事
    1000万円
    日置市